壬生町が栃木県かんぴょう発祥の地である歴史を踏まえて、身近で目にすることが少なくなった「ふくべ」を、キッズ野菜ソムリエとともに道の駅みぶの花壇で栽培します。
注:ふくべとは、夕顔の実をいい、この果肉をむいて干したのがかんぴょうです。
夏には子供たちとみらい館のお客様にかんぴょう剥きの体験をしていただき、そのかんぴょうを南広場に干して独特の風情を味わって頂きたいと思っております。
また無漂白の出来立てかんぴょうは、農家の方しか知らない格別の味であり、来場者の方にお福分けさせて頂きます。
年間スケジュール
3月下旬 | 花壇の耕起、土壌消毒及び堆肥投入 |
4月 | 堆肥投入と耕起、黒マルチ張り |
4月下旬 | ふくべの苗の定植 ワラの敷き込、不織布のトンネル設置 |
5月末 | トンネルの撤去 |
6月 | 薬剤散布・摘心・人工授粉 |
7月下旬 | ふくべの収穫、かんぴょうむき体験 |
8月下旬 | ふくべ細工用のふくべを確保 |
【7月13日(土)】
道の駅みぶの食育企画としてふくべの収穫イベントを開催しました。
①ふくべ収穫体験
②かんぴょう剥き体験
③かんぴょう干し
④ふくべ重さあてクイズ
尚、ふくべの顔は、おもちゃ博物館のキャラクター「ミライちゃん」です。
【7月5日(金)】
夕方キッズ野菜ソムリエさんが受粉作業に来てくれました。
ふくべの実も早い物はずしりと重く、子供1人では持ち上げられない大きさになっています。
7月13日の食育イベントには、10個くらいは収穫できそうです。
【6月19日(水)】
雌花が開花したので、待ちに待った授粉作業を行いました。
(雄花と雌花の違いは一目瞭然、雌花の下には将来果実となる小さな膨らみがあります。)
雄花の花弁をむき、花粉を雌花の黄色い部分に受粉させます。
受粉の済んだ雌花は、翌日には花がしおれます。
受粉してから約20日で収穫できるほど実が大きくなります。
【6月2日(日)】
つるはどんどん成長し、長いもので4メートルになっています。
4節目の新芽と、その節にある雄花の芽だけを摘み取りました。雌花は、これからふくべが成る芽なので残しておきます。
「ウリハムシ」を発見!数か所葉が丸く切り取られており、すぐに薬剤を使って害虫駆除が必要です。
【5月22日(水)】
不織布のトンネルを外しました。今後、メインになる枝を左右2本ずつ伸ばして行き6月以降は、メインの枝から伸びた脇の枝が4節(4芽)になったら、先端の芽を摘み取る作業を行ってゆきます。
【5月18日(土)】
つるがだいぶ伸びてきたので、パラフィンの覆いを取りました。つるの長さは約80㎝になっています。
【5月5日(日)】
苗がパラフィンのドームにまもなく届きそうな勢いで、濃い緑の葉が6枚、幹もしっかりと成長しています。
【4月21日(日)】
キッズ野菜ソムリエの子供たちとふくべの苗の定植、ワラの敷き込み、不織布のトンネル設置及びかかしの制作を行いました。
【4月14日(日)】
定稙する場所に黒のビニールでマルチングを行いました。
【4月7日(日)】
堆肥・化成肥料・薬剤の散布と耕起作業を行いました。
【3月24日(日)】
苗を定稙する場所を苦土石灰等で土壌消毒をし、堆肥をすき込み土づくりを行いました。